「旅行当日まで子どもの体調が心配・・・」
「キャンセル料がもったいない」
子連れ旅行で気がかりなのが子どもの体調です。直前に体調を崩して、泣く泣くキャンセル料を支払う・・・なんてことは、小さい子どもをお持ちの家庭なら珍しくないですよね。
そんなキャンセル料の不安を軽減してくれるのが、楽天トラベルの『Travelキャンセル保険』です。旅行のキャンセル料を全額補償(※)してくれるため、子連れ旅行をする方の強い味方になってくれます。※保険金額が上限です。
そこで今回は、キャンセル保険をフル活用している筆者が加入すべきか悩んでいる方に向けて、楽天トラベルのキャンセル保険について徹底解説します。
この記事を読めば以下のことがわかります
- 楽天トラベルのキャンセル保険とは?
- どんなときに入るといいの?
- 申込方法や請求方法
- 加入するときの注意点
- 楽天トラベルキャンセル保険の口コミ
- 筆者が実際に使ってみた感想
旅行のキャンセル料に不安をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
楽天トラベルのキャンセル保険とは?
楽天トラベルのキャンセル保険とは、もしものときの旅行キャンセル料を全額補償してくれるサービスです。
ここでは保険内容について、以下4つの項目に沿ってご紹介します。
- どういうときに保険がおりるの?
- 費用はいくら?
- 申込み条件
- 対象となる国内旅行
1つずつ詳しく解説します。
※キャンセル保険には、国内旅行が対象の『Travelキャンセル保険』と海外旅行が対象の『海外旅行キャンセル保険』があります。本記事では、国内を対象としたTravelキャンセル保険に焦点を当てて解説していきます。
どういうときに保険がおりるの?
主に以下のような理由で国内旅行をキャンセルしたときに、キャンセル料の補償を受けられます。
- 本人、同行者の急な通院・入院・感染症の発病
- ライブや野外フェスなど、イベントの中止
- 交通機関の遅延・欠航 など
上記の通り、子どもの急な体調不良やケガによるキャンセルをカバーしてくれます。天候を理由に野外フェスが中止になり、ホテル予約をキャンセルした場合なども補償対象となります。
詳しい補償内容・条件は、公式の重要事項説明書から確認ができます。
費用はいくら?
気になる保険料ですが、引受保険会社であるMYSURANCE公式サイトのシミュレーターに金額を入力するだけで、その場で見積もりができます。
試しに旅行金額10万円で入力してみたところ、見積もり結果は2,530円と表示されました。
保険料は旅行予約金額の約2.5%を想定しておくと良いでしょう。
旅行代金にもよりますが、数百円で万が一の備えができるのは嬉しいですね。
申込み条件
申込み条件は以下の通りです。
引用:MYSURANCE│Travelキャンセル保険
- 予約人数が8名以下で保険お申込み日を含め旅行開始日まで9日以上あるご旅行が対象となります。
- ご予約日を含め14日以内までお申込みいただけます。注:申込可能期間は変更となる場合があります。
- 保険にお申込みいただける方は18歳以上で、かつ旅行に参加されるご本人さまに限ります。(旅行に参加されない場合は、お申込みいただけません。)
- 保険料はクレジットカードで一括でのお支払いとなります。
つまり、旅行予約日の2週間以内に保険に加入し、旅行出発日まで9日以上の日数が空いていることが条件となります。
旅行予約日を含め15日以上経過していると、申込みできないのでご注意ください。
対象となる国内旅行
対象の国内旅行は以下の通りです。
- 国内宿泊
- 国内ツアー
- 日帰りツアー
- 国内航空券予約
また、楽天トラベルはもちろん、その他の旅行代理店を経由した予約や宿泊施設への直接予約も対象です。
参考:MYSURANCE│【Travelキャンセル保険】どのような旅行が保険の対象となりますか?
こんなときは楽天トラベルのキャンセル保険に入ると安心!
楽天トラベルキャンセル保険の利用が特におすすめなのは、以下のようなケースです。
- 子どもや高齢の方など同行者の体調が心配なとき
- イベントが中止にならないか心配なとき
- 高額の旅行
- 成立後からキャンセル料が発生する旅行
上記のような場合、キャンセル保険に加入しておけば旅行当日まで不安な思いをしなくて済みます。
飛行機と宿がセットになったパックツアーなどは、価格が安い代わりにキャンセル規定が厳しいことがあります。予約成立と同時にキャンセル料が発生することも珍しくないため、キャンセル保険があると安心です。
旅行代にプラスして保険料がかかることにはなりますが、数百円でいざというときに守ってくれると思えば安いものではないでしょうか?
楽天トラベルキャンセル保険の申込方法
ここでは、申し込み方法についてご紹介します。
まずは保険に加入できるのかをチェック
- Travelキャンセル保険へアクセスする
- 「お申込み」ボタンをクリックする
- 旅行予約日と旅行開始日を入力して申込みできるか確認する
- 旅行の種類を選択して申込みへ進む
3STEPで申込み
- 保険金額を入力して保険料を確認する
- 旅行情報、個人情報、クレジットカード情報を入力する
- 手続き完了
以上!ほんの数分で完了します。
旅行代金のかからない乳幼児も同行者として登録が必要なのでご注意くださいね。
楽天トラベルキャンセル保険の保険金請求方法
次に、保険金の請求方法をご紹介します。
3STEPで保険金請求
- キャンセル料が発生したらマイページへアクセスする
- 保険金請求Webでキャンセル理由を選んで必要書類をアップロードする
- 審査が完了したら保険金が受け取れる
保険金は審査完了後の原則3営業日以内に、指定口座へ振り込まれます。
楽天トラベルキャンセル保険を請求するときの必要書類2点
保険金を請求する際は、必要書類をカメラで撮影するか、スクリーンショットを撮ってアップロードしなければいけません。必要書類は以下2つです。
- キャンセルを証明する書類
- キャンセル料の負担領収書
それぞれ詳しく解説します。
キャンセルを証明する書類
キャンセルを証明する書類は、キャンセル理由によって変わってきます。
通院・入院 | 病院が発行した領収書 |
---|---|
交通機関の2時間以上の運休、運休・欠航 | 2時間以上の遅延、運休・欠航の案内メールのスクリーンショット |
イベントの中止 | 中止を知らせるメールなど |
その他の理由の場合でも、キャンセル理由や日付が確認できる資料が必要となります。
キャンセル料の負担領収書
旅行代金とは別でキャンセル料を支払う場合は、キャンセル料の領収書を用意する必要があります。
一方、旅行代からキャンセル料を差し引いて返金される場合は、旅行代金の領収書と返金額の案内メールの2点が必要となります。
楽天トラベルキャンセル保険に加入するときの注意点
ここでは、楽天トラベルキャンセル保険に加入するときに注意したい4つのポイントをお伝えします。
- 事前にキャンセル規定を確認する
- キャンセル後の通院は対象外になる
- 自己都合でのキャンセルは対象外になる
- 旅行予約をキャンセルしたときは解約する
1つずつ詳しく解説します。
事前にキャンセル規定を確認する
キャンセル保険に加入する前に、予約した旅行のキャンセル規定を確認しましょう。
宿泊1週間前からキャンセル料がかかるホテルが多いようですが、プランや宿泊施設によっては前日までキャンセル料がかからないこともあります。
いつからキャンセル料が発生するのかを考慮した上で、必要に応じて保険に加入するようにしてくださいね。
キャンセル後の通院は対象外になる
公式サイトには以下のように記載があります。間違いのないよう、注意しましょう。
予約のキャンセル後の通院などキャンセル時に通院の事実が発生していない場合は、通院を原因とした保険金のお支払い対象にはなりません。
引用:MYSURANCE│よくあるご質問 Travelキャンセル保険 商品・補償内容
『旅行開始日を含む遡って4日以内に通院をし、その通院のために旅行をキャンセルすることになった』という場合は補償対象となります。
心変わりや仕事の都合でのキャンセルは対象外になる
「やっぱり違うホテルにしたいな」「出張で行けなくなった」など、心変わりや仕事の都合によるキャンセルは対象外です。
2023年5月8日以前の契約なら仕事の都合でも補償されていたようですが、商品改定後の現在では補償対象外です。
旅行予約をキャンセルしたときは解約する
保険期間中であれば解約ができるため、前もって旅行を取りやめることになった場合は解約しておきましょう。解約時点で保険金の支払いがなく、旅行開始日を含めて遡って16日以前であれば、保険料も全額返金されます。
忘れずにキャンセル保険も解約し、保険料の返金を受けましょう。
私は安い宿泊プランを見つけたときはホテルの予約を取り直しているのですが、都度キャンセル保険も予約し直しています。
楽天トラベルキャンセル保険に関する口コミ
ここでは、楽天トラベルキャンセル保険に関するX(旧Twitter)のポストをご紹介します。
お子様がいるご家庭を中心に、肯定的な意見が多く見られました。
筆者が実際に使ってみた感想
キャンセル規定にもよりますが、私はほぼ毎回の旅行でキャンセル保険に加入しています。
まだ保険金を請求したことはありませんが、保険に入っておくことで当日までキャンセル料にヒヤヒヤすることがなくなるため、精神的な不安がかなり軽減されていると感じます。
今までに加入したことのあるシチュエーションは以下の通りです。
- 国内ツアー(航空券+ホテル)
- 国内航空券(往復)
- 国内航空券(復路のみ)
- 国内宿泊
- 海外旅行シンプルプラン(ホテル)
この中でも、ちょっとイレギュラーだったシチュエーションについて詳しく解説します。
Mysuranceのよくある質問コーナーにも載っていなかったケースので参考になれば幸いです。
国内航空券(復路のみ)
往路を特典航空券で、復路を有償で予約していたため、復路のみキャンセル保険に加入しました。
この場合、「復路の搭乗日=旅行開始日」となります。
旅行開始日を起点として補償対象の可否が判断されることを認識しておきましょう。
契約上、往路搭乗日は旅行開始日とはみなされないため注意が必要です。
海外旅行シンプルプラン(複数のホテル予約を1契約で申し込む場合)
複数のホテル予約をまとめて1契約としてキャンセル保険に加入する場合、直近で予約した日付を入力すればOKです。
このとき、直近の予約日のみ加入条件である「旅行予約日から14日以内であること」に合致していれば良いとのこと。
例)キャンセル保険の申込を9/4にする場合
- Aホテルの予約日 8/4
- Bホテルの予約日 8/10
- Cホテルの予約日 9/1
旅行予約日は9/1とし、A〜Cホテルをまとめて1契約として予約すれば良い。
加入条件を満たしているのか不安だったので、申し込み前にMysuranceに問い合わせをすると丁寧に回答していただけました。もし保険を請求することになったときも、安心して対応を任せられそうです!
楽天トラベルのキャンセル保険は入るべきか│まとめ
今回は、楽天トラベルのキャンセル保険について解説しました。私個人の結論としては「子連れなら入っておいて損はない」です。
高いキャンセル料を払って「キャンセル保険に入っておけば良かった・・・」と後悔するよりも、保険料を払って不安なく当日を迎える方が良いと思いませんか?
高額旅行やパックツアー(飛行機+宿)にも、おすすめです。安心して旅行にでかけたい方は、旅行計画の際にキャンセル保険への加入をぜひ検討してみてくださいね。