フサキビーチリゾートは最悪って本当？子連れで失敗しないための部屋選びのコツ、宿泊レポをお届け

「フサキビーチリゾートって最悪なの･･･？」
「部屋の種類が多すぎてどれにすれば良いかわからない」

上記のような疑問や悩みをお持ちではありませんか？フサキビーチリゾートは、石垣島最大級のプールエリアがあるホテルです。目の前にはフサキビーチが広がり、亜熱帯の植物が生い茂るガーデンも散策できます。

南国リゾート感を味わえると人気のホテルですが、検索してみると「フサキビーチリゾート 最悪」と表示されるため、心配になってしまった方も多いのではないでしょうか？

そこでこのブログでは、5歳と2歳の子連れ4人家族で3日間滞在した私が、フサキビーチリゾートについて徹底解説します。

結論から言うと、フサキビーチリゾートはリピートしたいほど素敵なホテルでした。しかし客室の種類が非常に多いため、選ぶ部屋によっては満足度は大きく変わるのではないかとも考えられます。

フサキビーチリゾートの予約を検討している方は、最後まで読んでぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事でわかること

※宿泊したのは2024年3月上旬です。ご自身で最新情報をご確認の上、ご予約ください。

フサキビーチリゾートの口コミ

2024年6月時点のGoogle MAPの口コミでは、星★4.2と高評価。

全体的に高い評価を得ているものの、中には厳しい意見も見られます。

良い口コミ、悪い口コミをそれぞれご紹介します。

良い口コミ

悪い口コミ

接客に関しては評価が2極化。

親切で気持ちの良い対応と書かれていることもあればレベルが低いとの口コミもあり、スタッフによって対応品質にばらつきがあることが考えられます。

同様に、清掃に関しても人によって評価が分かれていました。

また、子どもがたくさんいて騒がしいとの意見も見られます。

ファミリー層が多いため、静かに過ごしたい方は主要施設から離れた場所に位置するサウスウィングに宿泊した方が良さそうです。

多くのゲストから高評価を得ていたのは、大浴場、プール、ジム、サウナ、売店など設備面が充実している点です。

ビーチや敷地内の植栽も美しく、絶賛の声が多く見られました。

フサキビーチリゾートは最悪？宿泊して気になった4つのポイント

ここからは、実際に私が宿泊して感じた感想をお届けします。

結論、私達家族にとってフサキビーチリゾートは最悪ではなく、最高の思い出となるホテルでした。

しかし、気になる点がなかったわけではありません。

ここでは、フサキビーチリゾートに宿泊して気になった以下4つのポイントをご紹介します。

1つずつ詳しく解説します。

駐車場が遠い

敷地が広いため、駐車場まで距離があって大変でした。

駐車場はP1とP2、2つあります。宿泊する際はお部屋に近い駐車場を利用すると良いでしょう。

私達が宿泊したのはガーデンテラス。ちょうど2つの駐車場の真ん中に位置しています。

毎回夫だけ部屋からP1へ直行し、私と子ども2人はロビーへ向かい、待ち合わせをしていました。

部屋がカビ臭い

ガーデンテラスのお部屋はカビ臭さを感じました。

見たところ清掃は行き届いています。

せっかく清潔感のあるお部屋なのに、臭いだけが残念でなりません。

夫と子供2人は特に気にしていないようでしたが、割と臭いに敏感な私は気になってしまいました。

部屋選びを失敗すると移動が大変になる

フサキビーチリゾートの総敷地面積は86,000m²、東京ドーム約1.8個分の広さです。

広大な敷地を散策するのも楽しいのですが、子連れや高齢の方にとっては移動が大変です。

ホテルでの過ごし方や利用するメンバーに合わせて、部屋の位置を確認してから予約することをおすすめします。

敷地内はカートで移動することも可能です。小さなお子様はアトラクション感覚で楽しめるため、積極的に利用しましょう。

おむつが取れていない赤ちゃんは大浴場に入れない

大浴場は、おむつが取れていないと入れません。我が家の2歳の娘もまだおむつが取れておらず、利用できませんでした。

そのため私は子供2人が寝た後、夫に留守番を頼んで大浴場へ行っていました。

大浴場は広々としており、ジャグジーや露天風呂、サウナまであり、充実しています。

娘と一緒に入れなかったのは残念でしたが、久しぶりに1人でゆっくりと湯船につかってリラックスできたのは怪我の功名でした。

フサキビーチリゾート6つのおすすめポイント

気になる点をお伝えしましたが、フサキビーチリゾートにはそれを上回るメリットがあります。

ここでは、フサキビーチリゾートに宿泊してわかった6つの魅力的なポイントをご紹介します。

1つずつ詳しく解説します。

子連れに優しい

充実したキッズアメニティや託児サービスなど、フサキビーチリゾートには子連れが快適に過ごせる工夫が随所に見られます。

ベッドをぴったりとくっつけるハリウッドツイン仕様にしてほしいというリクエストにも、快く対応してもらえました。

アメニティ類は事前予約しておくと子連れ旅がグッと楽になります。宿泊する際はぜひリクエストしておきましょう。

スタッフの対応が良い

どのスタッフも、すれ違いざまににこやかに挨拶してくれます。フロントの方も過不足なく丁寧にチェックインの対応をしてくれました。

中でも、ドアマンの対応が素晴らしかったのが印象的でした。

車の乗り降りの補助や荷物の出し入れがスムーズなことはもちろん、子供にもフレンドリーに接してくれます。

帰り際に写真撮影を依頼すると快く引き受けてくださり、旅の思い出となる素敵な家族写真が残せました。

リゾート感が味わえる

敷地内にはフサキビーチやプール、南国植物の生い茂るガーデンが広がっていて、歩いているだけでワクワクしてきます。

赤瓦のコテージが並ぶ様子からは沖縄感も感じられます。

息子は「小さな街みたい！」と喜んでお散歩していました。

夜はライトアップされ、より一層ラグジュアリー感が増します。

子連れでも大人が満足できるようなラグジュアリー感を感じたいという方にはぴったりのホテルです。

ビーチもプールも楽しめる

フサキビーチリゾートのプールエリアは石垣島最大級と言われています。

巨大なバケツがひっくり返って大量の水が流れてくる様子は大迫力！

私達が行ったのは3月のまだ寒い時期ですが、息子は「1回だけで良いから水に打たれたい！」と楽しんでいました。

また、プールとビーチが歩いてすぐの距離にあるため、簡単に行き来できます。

ビーチチェアが宿泊料金に含まれているため、気軽に海遊びも楽しめます。

ライフセーバー常駐で安全にシュノーケリングもできるため、1日中敷地内で遊び倒せるでしょう。

海に伸びる白い桟橋「フサキエンジェルピア」では、夕日や星空も堪能できます。

釣りセットのレンタルもやっているようです。

朝食ビュッフェの満足度が高い

スムーズに利用できること、品数が多く味も美味しかったこと、席が広々として子連れでも食事しやすかったことから、朝食ビュッフェの満足度が高いのもおすすめポイントの1つです。

朝食会場は2箇所から選択できます。

• ISHIGAKI BOLD KITCHEN（洋食中心）
• 琉球新天地（沖縄料理・中華中心）

私達は2回とも「ISHIGAKI BOLD KITCHEN」を利用。朝8時頃に行きましたが、並ばずに入れて広々としたソファ席に案内してもらえました。

洋食だけでなく、沖縄料理もたくさんあります。とにかく品数が多く、味も美味しかったです。

キッズ用のビュッフェ台もあるため、子供達も満足していました。

会場が広く、人が多くてもビュッフェ台と自席の移動がスムーズにできるのも、子連れにとって嬉しいポイントでした。

スマホで混み具合を確認できる、事前受付できるなど、混雑を緩和するための対策もしっかりとされています。

売店でショッピングも楽しめる

ホテル内の売店「RESORT SHOP & MARKET」はとてもおしゃれ。

思いがけずショッピングを楽しめたのも、フサキビーチリゾートを気に入った理由の1つです。

ただおしゃれなアイテムを集めたのではなく、石垣島・八重山で活躍中のクリエイターのアート作品や新鮮な農産物などを揃えています。

眺めているだけでも楽しいので、宿泊の際はぜひ訪れてみてくださいね。

フサキビーチリゾートのアクセス・基本情報

南ぬ島石垣空港〜ホテルまでは車で約35分です。

フサキビーチリゾート ホテル＆ヴィラズ 基本情報

住所	〒 907-0024 沖縄県石垣市新川1625
TEL	0980-88-7000
子供添い寝	未就学児無料
駐車場	宿泊者無料

ホテル周辺は徒歩圏内で行ける飲食店やコンビニ等がありません。無料送迎バスも運行していますが、空港近くでレンタカーを借りて向かうことをおすすめします。

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フサキビーチリゾート 各部屋の特徴とおすすめ

フサキビーチリゾートには、ガーデンヴィラズ、ガーデンテラス、ノースウィング、サウスウィングの4つの棟があり、客室はなんと21種類あります。

滞在の仕方やメンバーによっておすすめのお部屋は異なります。

部屋選びに失敗しないためのコツは、4棟の特徴をしっかりと確認しておくことです。

以下に各棟の特徴と客室種類を一覧でまとめたので、お部屋を選ぶ際に参考にしてみてください。

ガーデンヴィラズ

「ガーデンヴィラズ」は、沖縄らしい赤瓦屋根のコテージが並ぶエリアです。プール、ビーチ、大浴場、朝食会場へのアクセスも良く便利な場所に位置しています。

ただし、虫、狭さ、古さが気になるという口コミもちらほら見かけます。それらが気にならずコストやアクセスを重視するという方には、ガーデンヴィラズがおすすめです。

客室の種類	定員	広さ
ヴィラ スタンダード	1〜4名	30㎡
ヴィラ ファミリールーム	1〜3名	30㎡
ヴィラ デラックス	1〜4名	34㎡

以下4つは、2022年3月にガーデンヴィラズに新設されたスイートを含むお部屋です。上質なプライベート空間でリラックスして過ごしたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

客室の種類	定員	広さ
フォレストスイート　ヴィラ	2～4名	60㎡＋テラス47㎡
ガーデンスイート　ヴィラ	2～4名	56㎡＋テラス52㎡
プライベートプール　ヴィラ	2～3名	30㎡＋テラス23㎡
テラス　ヴィラ	2～4名	38㎡＋テラス13㎡

ガーデンテラス

最も便利な場所に位置しているのがガーデンテラスです。駐車場からは少し離れますが、プール、ビーチ、朝食会場、フロントが近く、何をするにも便利な場所です。

お部屋も広々としており、内装もキレイで清潔感があります。

キレイさや立地の良さを重視する場合は、ガーデンテラス一択になるでしょう。

客室の種類	定員	広さ
ガーデンテラス スタンダード	2〜6名	41㎡
ガーデンテラス ファミリールーム	2～6名	41㎡
ガーデンテラスバリアフリールーム	2〜6名	56㎡
ガーデンテラス オーシャンビュー	2～6名	42㎡

ガーデンテラスは人気なので、日程が決まったらすぐの予約がおすすめです。

ノースウィング

2019年にオープンした新しくキレイな棟です。駐車場から近く、雨の日でもフロントや朝食会場へ濡れずに行ける便利な場所に位置しています。

ただし、プールへ行くには少し距離があるのがネックです。

客室の種類は、後述するサウスウィングとほぼ同じラインナップ。確実にノースウィングに泊まりたい場合は、以下の部屋をセレクトすると良いでしょう。

客室の種類	定員	広さ
スーペリア和洋室	2～4名	36㎡
ファミリールーム＜ベビータイプ＞	2～3名	36㎡
ファミリールーム＜キッズタイプ＞	2～3名	36㎡
フサキ スイート	2名	72㎡

サウスウィング

2020年に新設された客室で、敷地の端の方に位置しています。

和食や琉球料理中心のレストラン「琉球新天地」、大浴場にも近い距離に位置しています。

ただし、フロントやプール、洋食中心レストランの「ISHIGAKI BOLD KITCHEN」など主要施設からはかなり遠いです。

静かに過ごしたい方、おこもりステイをしたいような大人向きの棟という印象を受けました。

カートに乗る機会が増えるので乗り物好きのお子様は喜ぶかも知れませんが、移動には手間がかかることを認識しておきましょう。

客室の種類	定員	広さ
オーシャンビューバスツイン	2～3名	37㎡
フサキ コーナースイート	2名	73㎡

ノースウィング・サウスウィング共通（選択不可）

以下は、ノースウィング・サウスウィング共通のお部屋です。予約時にどちらの棟かは選べません。

客室の種類	定員	広さ
スーペリアツイン	2～4名	36㎡
パティオ スーペリアツイン	2～4名	36㎡
バリアフリールーム	2～3名	47㎡
オーシャンビューツイン	2～3名	36㎡

おむつの赤ちゃんは大浴場を利用できないため、バス・トイレ別であるかどうかも事前にチェックしておきましょう。

ガーデンテラススタンダードのルームツアー

私達が泊まったのは、ガーデンテラス スタンダード。先述した通り、何をするにも便利な場所でした。

玄関で靴を脱いで入ります。

客室も清潔で広々としていました。

まるでおうちにいるみたいにリラックスしている子供たち。

たたみスペースは、滞在中の遊び場としてちょうど良かったです。ソファで飛んだり跳ねたりすることもなく、安全に遊ばせられます。

クローゼットはオープンスタイル。物干しスタンドもあって便利です。

お水は、自分でウォーターサーバーからジャグに入れてくる必要があります。ウォーターサーバーはガーデンテラス棟内のランドリールームにあります。

洗面所にはお願いしていた昇降台がありました。

アメニティBOXには、カミソリ、ボディタオル、コットンセット、歯ブラシ、ヘアゴム、ヘアブラシが揃っています。

写真は残していませんがシャンプー、コンディショナー、ボディソープはオムニサンスパリのもので、個包装されていたのが嬉しかったです。

清掃の行き届いたお風呂で、水圧も問題なし。リクエストしたベビーソープもありました。

テラスからはお庭が眺められます。

3種類のプール

フサキビーチリゾートには3種類のプールがあります。

1つずつ詳しく解説します。

スプラッシュパーク

何と言っても一番の目玉はスプラッシュパーク。

3月で気温も低かったので、遊んでいる人はまばらでしたが、巨大な赤いバケツから水がバシャーッと流れる様子に子供は釘付けでした。

ビーチサイドプール

ビーチの目の前に広がるプールエリアです。

ヤシの木が並ぶビーチサイド、白いパラソルにデッキチェア。

まさに「大人のバカンス」というような光景が広がります。

私達が訪れたときは雨風が強く、パラソルはとじられていました。晴れていたらもっと素敵な景色だったのでしょうね。

インドアプール

手前は幼児用の浅いプール、奥には身長90cm以上が滑れるスライダーがあります。

夜にはカラフルに光るボールが浮かび、子供が喜んでいました。

フサキビーチリゾートに安く泊まる方法

ここでは、安く泊まる方法を以下の2つのパターンに分けてご紹介します。

1つずつ詳しく解説します。

航空券とホテルを予約する場合

航空券とホテルを予約するなら、別々にとるよりもパックツアーが圧倒的に安いです。

特に、高額クーポンが頻繁に配布されているじゃらんパックはおすすめです！

ホテルのみを予約する場合

特典航空券を利用する場合など、ホテルのみを予約する場合は旅行予約サイトを利用しましょう。

フサキビーチリゾートは、旅行予約サイトと公式サイトの値段が同じです。旅行予約サイトのクーポンやキャンペーンを活用するとお得度はさらに高まるため、ぜひ活用しましょう。

フサキビーチリゾートは最悪？まとめ

今回は、フサキビーチリゾートの宿泊記をお届けしました。

満足度の高い滞在にするには、各棟の特徴を理解して旅程やメンバーに合ったお部屋を選ぶことが大切です。

このブログを参考にして、客室選びに活かしていただければ幸いです。